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プロジェクト・ヘイル・メアリーを観てきました

先週末、今話題の映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(Project Hail Mary)を観に行ってきました。4DXフォーマットです。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』4DX
© 2026 Sony Pictures Entertainment
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』4DX

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』4DX
© 2026 Sony Pictures Entertainment

4DX の感想など

4DXフォーマットで映画鑑賞するのは、『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン)以来ですから、実に2年ぶりです...
ゴジラ-1.0 の時は、ゴジラの一歩一歩の地響きや咆哮、それに海のシーンが多かったのもあって水飛沫やら、とものすごい迫力で、いやこれ2時間まるっとゴジラ・ザ・ライドでしょ、とか思いながら、感動して観ていました。
それと比べると、まぁ今回は宇宙が舞台だったり、最初はグレース(ライアン・ゴスリング)ひとりだったりして、割と静かな滑りだしで、拍子抜けしました。
これ、4DXチョイスしたの失敗した?とか思いながら観てましたけど、ロッキーが参戦したあたりからかなり激しい動きが増えてきて、惑星エイドリアンへの降下ミッションのあたりはめちゃめちゃ盛り上がりました笑
監督は IMAX 70mm 推しみたいなんですが、4DX も個人的にはかなりお勧めです。宇宙空間で宇宙船が動く時もシートがゆら〜ってゆっくり傾いたりして、かなり臨場感あります。(船酔い注意)
クリス・ミラー監督自身もビデオコメント

The whole movie is, like, this big roller coaster emotional experience. Tense. It's exciting. There's peril. There's adventure. You can feel the weightlessness when you're in outer space.

「映画全体が、なんて言うか、感情を揺さぶる巨大なジェットコースターを体験しているみたいなんだ。緊張感があって、エキサイティングで。危機もあれば、冒険もある。宇宙にいる時のあの無重力を感じられるね。」

って言ってますしね。

日本語タイトルについて

ところでこの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』って日本語タイトルなんですけど、英語タイトル "Project Hail Mary" そのまんまで、これ日本人向けとしてどうなの?というのが最初の印象です。

アメリカンフットボールの試合で、僅差で負けているチームが土壇場で大逆転を狙ってイチかバチかの超ロングパスを投げることがあるのですが、これは「ヘイル・メアリー・パス(Hail Mary pass)」って呼ばれてます。
メアリー(Mary)って言っちゃうとキリスト教に縁のない人にはピンとこないと思うのですが、これは「聖母マリア様」の英語名なんですよね。つまり、「マリア様、お願い!」ってお祈りしながら文字通り神頼みのロングパスを投げるのが、この名前の由来です。

このアメフトのヤケクソ気味のロングパスにちなんで、滅亡に瀕した人類を救うためブチ上げられた、絶望的に成功率の低い超長距離宇宙飛行プロジェクトを「ヘイル・メアリー」と名付けた訳なんですが、日本人の何人がこれでニヤリと笑えるのか?
おそらく、日本人全体の1%はいないだろうというのが私の推測です。
アンディ・ウィアー著の原作小説の翻訳版は、もう5年くらい前から早川書房で発売されていて、そちらの邦題も『プロジェクト・ヘイル・メアリー』ですから、まあアリといえばアリなのですけど。
原作邦題リスペクトだったら、同じアンディ・ウィアー原作の『オデッセイ』(Martian)のほうも小説版タイトル『火星の人』にしとけよ、とは思います。今度封切るノーラン監督版『The Odyssey』はどうするつもりなんだ?

ちなみに主人公の名前グレース(Grace)も、有名な祈祷句アヴェ・マリアの最初の節 "Hail Mary, full of grace"(恵みあふれる聖母マリア様)からきている、まあオヤジ・ギャグに近いネーミングです…

今回はざっくりどうでも良い話ばかりで、肝心の映画自体の感想は何も書いていませんが、SF作品としてもすごく面白くて、本当によくできたストーリーだったと思います。
その辺の話はまた後ほど。